一昨晩夢に出てきたので、いい機会と思い、久しぶりに読み返した本を紹介いたします。

【デザインが奇跡を起こす「思い」を「カタチ」にする仕事術】
著:水谷孝次氏

著者は、そうそうたるデザイナーが排出された日本デザインセンターにて、名声的にも金銭的にも頂点を極め、
その結果に「何のために仕事をしているのか」という壁にあたりました。
デザインを学び始めた原点に立ち返り、人々を笑顔にするために何ができるかを考え直すことで、フリーランスへ転進。

世界中の人たちに「Merry(楽しいこと・嬉しいこと・夢など)」を語ってもらい、
「笑顔は世界共通のコミュニケーション」を合言葉に1999年より「MERRY PROJECT」という活動を開始。

ここからが特に写真を見ていただいた方は、「あぁーコレ知ってる!」「これ日本人なんだ!」と
みな声を揃えておっしゃる活動になるのですが、

2005年には愛知万博「愛・地球広場」にて「MERRYEXPO」を展開。
2008年北京オリンピック開会式にて世界中の子どもたちの笑顔を1644枚提供し、その笑顔が傘にプリントされて世界中へ披露されました。

デザインで頂点を極めてきた方だからこそ、デザインの力で世界を変えられると、デザインの力で奇跡が起こせるとおっしゃっています。

このブログを書き始めて、最初に書いたことでもありますが、
【デザインとは、ただ「色・物・形」がデザインなのではなく「事」もあるのである。】
ということを特に実践されている活動だと思っています。

ただのインスタレーションだと思ってい方もいるかもしれませんが、
それはまったく違い、デザインとアートが明らか相異するのは、
デザインには目的、対象がはっきりしていることです。

これは、今やらせていただいたるプランナーというお仕事も同様です。

プランナーもただただ、こんなのがあったらいいなーと企画立てているのではなく、
クライアント様のご意向、会社背景、時代背景、今の流行などなどを加味して書かせていただいております。

一昨晩急に夢に出てきてこの本を読み、
改めて原点を忘れず、もっともっと精進しつつお仕事が出来ればと考えるきっかけになりました。


企画・クリエイティブ プランナーIn